・地球の日！【アースデイ】今年はオンラインサロン開催！
こんにちは
株式会社START の中山茉莉です。
コロナウイルスで地球規模で大変なことになってますね。
グローバル化が進んでいるからこそ、
隣の国で起こっていることや、地球の裏側で起こっていることも、
決して他人事ではなく、地球規模で考えなければいけない！
ということをこのコロナウイルスの流行からも学べると思います。
今では、ひとつの問題に対して地球規模で考えるのが当たり前、
という世の中になってきましたが、実は50年も前から、
地球規模で環境問題に取り組もう！
という、活動が行われていたことはご存知ですか？！
そう、その活動の名前こそが
「アースデイ」
1970年の４月22日をスタートに
50年間毎年活動が行われています！
そもそもアースデイって何だろう？
という方も多いと思いますが、
『アースデイには、代表も規則もありません。民族・国籍・信条・政党・宗派をこえて、だれもが自由にその人の方法で、地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動です。』
参照 「アースデイ東京について」
URL https://www.earthday-tokyo.org/about
ということで、特定の団体や活動についての言葉ではなく、
地球上どこでも一人ひとりが環境のことを考えて行動する日なのです。
この日が始まった背景には、
1962年にレイチェル・カーソンの『沈黙の春』が出版されたことで、
世界中の人が環境に対しての意識を強く持ち始めたこと、
アポロ8号が月から昇る地球の姿、『アースライズ（地球の出)』
を撮影し、人類が地球を外から初めて見て、青く丸い地球の姿を認識した、
という出来事が人々の意識を大きく変えました。
それまでは、その地域や国で起こっている環境汚染や公害などの問題に対して、
それぞれ保全活動などをしていましたが、
地球全体を「ひとつの生命圏」として捉えて保全していくという、
新しい環境運動が始まっていくのです。
そして、このアースライズから15カ月後、
世界最初の「アースデイ（地球の日））」がアメリカで誕生します。
G・ネルソンという上院議員の「環境の日が必要だ」という発言に呼応したのが、
スタンフォード大学に通うひとりの学生、デニス・ヘイズでした・
デニスは「『母の日』や『父の日』があるのに『地球の日』がないなんておかしい」
と呼びかけ、4月22日水曜という平日の”なんでもない日”を「地球の日」としたのです。
インターネットのない時代にもかかわらず口コミで全米に広がり、
当時全米で約2000万人がアースデイのアクションに参加したといわれています。
さらに、これがきっかけとなって、アメリカでは環境省が作られ、
環境に関する法律も次々と制定されました。
実は、日本でもなじみがあって、
銀座の歩行者天国が始まったのも、アースデイがきっかけだったこと、
知っていましたか？
最初は自動車のボイコットとしてのアクションだったのです。
アースデイというと何か特別なことをしないといけない！！
と思う方もいるかもしれませんが、
冒頭を思い出してほしいのですが、一人ひとりがじぶんに出来る
小さなことから始めるということがこのアースデイの目的です。
私の知り合いでは、
以前、東日本大震災の爪あとが残る被災地に行き、
清掃活動のボランティアに参加した方もいました。
実際に被災地に行ってみて、現実を知るということも大事ですし、
なにか自分にできないかと参加したという行動こそが、
アースデイの考えに通ずるものがあるのではないでしょうか？
ただ、そこまでのことでなくても、
たとえば、レジ袋はもらわないでエコバックを使う、
フェアトレードの品やオーガニックの素材にこだわって消費すること、
ごみが落ちていたら拾うなど、一人でできる小さなことでも、
地球上の７０億人がやれば大きなムーブメントになるはずです。
なにより大事なことは、アースデイだからやるのではなく、
アースデイを機に意識して、私たちの生きる地球を守る行動を一人ひとりが取っていくこと、
そしてそれを習慣づけていくことが大事なのではないでしょうか。
私自身もオーガニック素材の食品にこだわって食べていますし、
無駄なものは買わない使わない、必要な分だけを使用する、
という意識で毎日を過ごしています！
一人ひとりの意識で持続可能な発展は成り立っていくと思います。
コロナウイルスも一人ひとりが感染予防に努めて、
全地球規模で戦っていく必要があるので、
まずはそこから始めていけたらと思います。
アースデイに関する詳しい内容はこちらからチェックしてみてください。
アースデイ東京について
https://www.earthday-tokyo.org/about
例年、アースデイ東京は代々木公園でイベントを開催しているそうですが、
今回はコロナウイルスの影響もあり、オンラインで開催されるそうです！！
みなさんもせっかくの機会なので参加されてみてはいかがでしょうか？
https://www.earthday-tokyo.org/2020/04/02/9282
外出の機会も減っている今こそ地球環境について考えて、
アクションを起こして、「アースデイ」を迎えたいと思います。
